今日は指導教員のS先生と話をしてきました。
あまりに久しぶりすぎて(?)、先生の言う「概念」や「定義」、また「客観性」や「真理」がどういうことなのかを聞いたところまでで「また今度」ということになりました。
まあ、それはそれで悪い展開ではないと思います。
一応、聞いた話をまとめておきます。
- 定義:「AはBである」という形をとり、考察の出発点。数学の公理に比せられるもので、そこから展開されるのが次の「概念」。
- 概念:定義から出発して体系的に展開された知識。学問をするものとしては、真理に向かう意図を持って、客観的な知識が得られるように取り組んでいかなければならない。
- 真理:学問の目標だが、得られた知識が真理かどうかはわからない。その都度人々に問い、人々の納得を得られれば客観的であると言えるが、それは真理と異なり、覆される可能性もある。
- 客観性:本に著すなど、モノとして残すことで「客体性」が得られるが、客観性はその本を読んで人々が納得するという形で、関係性のもとに現れるものである。
ただ、「概念」という言葉にもいろいろな使い方があると思うので、今回非常にシンプル&クリアだった部分をもう少し掘り下げていけたらと思います。
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